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INFORMATION



富山の名刹・城端(じょうはな)別院善徳寺「虫干法会(むしぼしほうえ)」

民藝聖地を巡るツアーも 一般社団法人富山県西部観光社 水と匠は、観光庁の支援を受け(観光再始動事業)、明治時代より続く 「虫干法会」(主催:真宗大谷派 城端別院善徳寺)をより多くの方に知っていただくための事業に取り組んでいます。


真宗王国・北陸を代表する寺院であり、柳宗悦が滞在した民藝の聖地で開催される宝物開帳

およそ550年の歴史を持つ名刹・城端別院善徳寺には1万点と言われる宝物があり、年に1度勤められる「虫干法会」において、その中から約500点が寺院内に所狭しと展示されます。前田家や豊臣秀吉など大名ゆかりの品々、美術工芸品、仏教関係の品など価値ある宝物を間近で鑑賞できる貴重な機会です。また、「民藝運動」の創始者・柳宗悦が62日間滞在した「民藝の聖地」でもあり、棟方志功や濱田庄司など民藝作家の作品も多数保有しています。


照明デザイナー・面出 薫や建築デザイン事務所・五割一分が展示演出に参画

水と匠は観光を通じた地域づくりを行う団体として、まだ全国的には知られざるこの催しを国内外に発信する事業に取り組んでいます。その一つとして、価値ある宝物の展示演出のため、展示台・サインなどの空間デザインを富山と東京に拠点を持つ「五割一分(ごわりいちぶ)」に、照明演出を日本を代表する照明デザイナー・面出 薫が率いる「ライティング プランナーズ アソシエーツ(LPA)」に依頼。より充実した空間体験を提供します。



柳宗悦が感銘を受けたという、世界最古の背綴本「色紙和讃」

◉城端別院善徳寺「虫干法会」

宝物開帳だけでなく、蓮如上人と聖徳太子の生涯を絵物語で語る「絵解き」、力自慢を競う「盤持ち大会」、柳も棟方も好物だったという、善徳寺特製「さばずし」の提供など、多彩な内容で開催されます。

日時:2023年7月22日(土)~28日(金)

   宝物展示は、9:00~17:00

場所:城端別院善徳寺(富山県南砺市城端405)

主催:真宗大谷派 城端別院善徳寺


◉名刹・城端別院善徳寺「虫干法会」と富山の土徳をめぐる旅

日程:7月22日(土)

内容:棟方志功はじめ世界の民藝品を展示する「光徳寺」拝観→日本民藝協会理事で大福寺住職の太田浩史氏によるお話をうかがう。

日程:7月23日(日)

内容: 城端絹織物「松井機業」の工房訪問→善徳寺で「お斎(とき)」ランチ(名物・さばずし付)→「虫干法会」拝観と善徳寺ミニツアー


料金:両日14,500円/22日のみ6,000円/23日のみ8,500円

   *アートホテル「楽土庵」宿泊プラン:62,000円~

    「楽土庵」公式サイト:https://www.rakudoan.jp/

   *詳細、申込みは「水と匠」公式サイト:https://mizutotakumi.jp/

企画運営:株式会社水と匠 広報素材はこちらから


Photo by Nik van der Giesen

株式会社水と匠は、富山県砺波(となみ)市の美しい農村景観「散居村」の地で、築120年の古民家を再生した宿+レストラン「楽土庵(らくどあん)」を10月5日(水)に開業するにあたり、予約の受付を開始いたします。


ピエール・ジャンヌレ、ジャスパー・モリソン、芹沢銈介、内藤礼など、多様で上質な家具や工芸、アートが響き合う空間

楽土庵は、三方を水田に囲まれた、「アズマダチ」と呼ばれる富山の伝統的な民家を活かした、1日3組限定のスモール・ラグジュアリーな 宿。土・木・和紙・絹など古来からの自然素材 を用いた、周囲の自然環境や歴史と切れ目なく つながる空間に、民藝・工芸や現代アートが調 和しながら設えられます。敷地内には、富山の 海・山・里の豊富な食材を使った富山ならでは のイタリア料理を提供するレストラン「イルクリマ」と、民藝・工芸品、富山の食などを扱う ブティックを併設します。 北欧や李朝の家具、民藝から現代美術作品までが響き合う空間

「土徳」は富山にだけあるものではありません。世界各地にその土地の土徳があり、土徳が美となって現れた「もの」があります。共通しているのは、人のはからいを超えた「他力美」。楽土庵ではそうした他力美が顕現した家具や工芸・美術品を世界中から蒐集し、設えに使っています。


ピエール・ジャンヌレやハンスJ.ウェグナーらの家具、李朝のバンダチや飛騨の調箪笥、ポール・ヘニングセンやジャスパー・モリソンの照明、西アジアのバルーチ族のラグなどのインテリアの中に、芹沢銈介・濱田庄司・ 河井寛次郎・棟方志功といった民藝作家から富山の工芸作家 、内藤礼など現代美術家まで、上質な工芸やアートが設えられ、調和しています。


他にも、スリップウェアの日本第一人者と言われる柴田雅章の陶芸作品、六田知弘の静謐な写真、現代美術家・林友子の楽土庵の土を使ったコミッションワークなど、30以上の作家の作品・工芸品をコレクションし、季節ごとに入れ替えながら展示をしていきます。


開業記念宿泊プランも

開業にあたり、夕食時のスパークリングワイン付き開業記念宿泊プランや、お宿での茶道お稽古、富山 の森の精油を使ったオリジナル・アロマスプレー作りなど、楽土庵ならではの体験メニュー付きのプランも発売します。


ご予約は公式ウェブサイトから:https://www.rakudoan.jp/ 


■楽土庵

2022年10月5日(水)開業

富山県砺波市野村島645

info@rakudoan.jp Tel. 0763-77-3315

客室数:全3室最大6名

特別室「土 do」47.5㎡+ウッドデッキ15㎡/「紙 shi」「絹 ken」40㎡+ウッドデッキ22.5㎡

レストラン「イルクリマ」:全20席 ランチ/ディナー (Tel.0763-77-3999)

公式ウェブサイト:https://www.rakudoan.jp/


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改修前の「アズマダチ」古民家

Photo by Yuki Tanaka


株式会社水と匠は、GRN株式会社と連携し、富山県砺波(となみ)市の美しい農村景観・散居村の地に、宿+レストラン「楽土庵」を2022年10月に開

業いたします。

コロナ禍を経て、いま世界で注目され始めているのは、旅によって自己を癒すだけでなく、その旅が地域も癒し、再生へと向かうことに寄与する新たな旅のスタイル「リジェネラティブ(再生)・トラベル」。「楽土庵」が目指すのも、そうした、訪れる人とこの地域両方の「回復と再生」につながる宿です。田園のなかに家屋が分散する稲作農村形態「散居村」。中でも、砺波平野の扇状地におよそ220k㎡にわたって広がる散居村は日本最大であり、

一面が水鏡となる春から雪景色の冬まで、四季折々に美しい表情を見せてくれます。

この地域には、民藝運動の創始者・柳宗悦が名付けたとされる、「土徳(どとく)」という言葉があります。厳しくも豊かな環境の中で、恵みに感謝しながら、土地の人が自然と一緒に作りあげてきた品格を言い表しています。富山の散居村は、人と自然の共生から生まれる「土徳」の象徴。土地の水脈に沿って水路や田畑を作り、家を建てる。自然のグランドルールに則って作られてきた景観だからです。


かつて、この地を訪れた英国の陶芸家バーナード・リーチが、「世界にも類を見ないこの土地の美しさは、百姓によって生み出されている」と絶賛した富山の散居村は、しかしながら、その景観の維持が年々困難になっています。

「楽土庵」は、この散居村の中に建つ富山の伝統的な「アズマダチ」の古民家を再生して宿泊施設とすることで、訪れる人がこの土地の「土徳」に触れて自己の回復につながるとともに、その滞在の収益の一部が散居村や地域の伝統文化保全にも寄与する「リジェネラティブ(再生)・トラベル」を提唱します。 広報素材はこちらから

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