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INFORMATION


一般社団法人富山県西部観光社 水と匠(以下、水と匠)は、BELLUSTAR TOKYO, A PanPacific Hoteの最上階47階に位置する天空のスパ「SPA sunya(スパ スーニャ)」とのコラボレーションにより、2024年10月7日(月)より新メニュー「Regenerative meditation」と称した、カイニョの剪定枝から抽出した精油「カイニョミックス」を施術に使用したアロマトリートメントを90分33,000円(サービス料15%・消費税込)で販売開始いたします。 カイニョとは、富山・砺波平野に220キロ平方メートルにわたって広がる散居村内の住居を守る屋敷林のことで、カイニョミックスとは、地域における保全活動で伐採したさまざまな樹木から抽出した精油の名称です。その自然のブレンドは、まさに森林浴のような深い香りで、採取する場所や季節によって成分構成が異なり、毎回異なる森の香りが楽しめるのが特徴です。 2024年上半期の訪日外国人数は過去最高を記録し、ゴールデンルートへの観光客の集中が進む一方で、旅行客が求める日本的な資源を有する地域の疲弊が進むという課題を抱えています。また、「ウェルビーイング」がトレンドとなるなか、自然とのつながり・表層的でない本質的な体験が求められています。日本の大地の恵みに心身ともに浄化される体験を提供する「SPA sunya」と観光を通じて地域づくりを行う「水と匠」が協働し、東京と地域(富山)をつなぐことで、お客さまの心身の回復・再生につながるとともに、その循環が地域の再生にも寄与するあらたなスタイル「リジェネラティブ(再生)」体験をご提供します。お客さま満足度や体験価値を高めるだけでなく、地域振興や日本文化保全にも寄与することを目的としています。 500年の歳月をかけて育まれてきた散居村と人々の暮らしを守ってきた屋敷林は、ライフスタイルの変化や人口減少の中で失われようとしています。カイニョミックス精油を使ったアロマミストは、その保全に少しでも寄与しようと、観光庁の支援を受け「水と匠」によって開発されたものです。



今回SPA sunyaではこのカイニョミックスのミストスプレーを購入し、「Regenerative meditation」のトリートメントをご体験いただいたお客さまにプレゼントさせていただきます。また、それは同時に地域の「ネイチャーポジティブ(自然再興)」にも貢献できる特別プログラムとして間接的な支援を目的としています。


お客さまには「Regenerative meditation」によるトリートメントで、変わりゆく季節の中で、心静かに1年の終わりに向かっていただけることを願いこのメニューをご用意いたしました。

木々に囲まれているような落ち着きを取り戻すべく、深い呼吸とともに自分自身を慈しみ、新たな自分に目覚めるそんな静かな力に満ちたトリートメント体験をお楽しみいただけます。また施術後もアロマミストをお使いいただくことで、ご自身を取り戻す日常のお手伝いが出来ればという想いを込めています。


さらに、環境保全活動への理解を深める一貫として、「屋敷林お手入れサポート~カイニョミックスができるまで」を体験いただけるツアー2024年11月23日(土)~11月24日(日)に富山県にて実施いたします。



カイニョ整備をボランティアで行っている団体の活動に参加し、その剪定枝から実際にアロマオイルが抽出されるところを見学いただくことを中心に、富山の散居村の景観やそこでの暮らしに触れる1泊2日のプログラムです。この地を旅し、地域の方たちとの交流を通して、お客さま自身の回復・再生に繋がるとともに、それがこの地域の再生のも寄与する新たな旅のスタイルを提案いたします。

(48,500円/人~ ※ツアーの詳細については別紙参照 【ツアーのお問い合わせ先】

株式会社 水と匠

E-mail:info@mizutotakumi.jp

URL:https://mizutotakumi.jp/ 広報用画像はこちらから


Photo by Nik van der Giesen

株式会社水と匠は、富山県砺波(となみ)市の美しい農村景観「散居村」の地で、築120年の古民家を再生した宿+レストラン「楽土庵(らくどあん)」を10月5日(水)に開業するにあたり、予約の受付を開始いたします。


ピエール・ジャンヌレ、ジャスパー・モリソン、芹沢銈介、内藤礼など、多様で上質な家具や工芸、アートが響き合う空間

楽土庵は、三方を水田に囲まれた、「アズマダチ」と呼ばれる富山の伝統的な民家を活かした、1日3組限定のスモール・ラグジュアリーな 宿。土・木・和紙・絹など古来からの自然素材 を用いた、周囲の自然環境や歴史と切れ目なく つながる空間に、民藝・工芸や現代アートが調 和しながら設えられます。敷地内には、富山の 海・山・里の豊富な食材を使った富山ならでは のイタリア料理を提供するレストラン「イルクリマ」と、民藝・工芸品、富山の食などを扱う ブティックを併設します。 北欧や李朝の家具、民藝から現代美術作品までが響き合う空間

「土徳」は富山にだけあるものではありません。世界各地にその土地の土徳があり、土徳が美となって現れた「もの」があります。共通しているのは、人のはからいを超えた「他力美」。楽土庵ではそうした他力美が顕現した家具や工芸・美術品を世界中から蒐集し、設えに使っています。


ピエール・ジャンヌレやハンスJ.ウェグナーらの家具、李朝のバンダチや飛騨の調箪笥、ポール・ヘニングセンやジャスパー・モリソンの照明、西アジアのバルーチ族のラグなどのインテリアの中に、芹沢銈介・濱田庄司・ 河井寛次郎・棟方志功といった民藝作家から富山の工芸作家 、内藤礼など現代美術家まで、上質な工芸やアートが設えられ、調和しています。


他にも、スリップウェアの日本第一人者と言われる柴田雅章の陶芸作品、六田知弘の静謐な写真、現代美術家・林友子の楽土庵の土を使ったコミッションワークなど、30以上の作家の作品・工芸品をコレクションし、季節ごとに入れ替えながら展示をしていきます。


開業記念宿泊プランも

開業にあたり、夕食時のスパークリングワイン付き開業記念宿泊プランや、お宿での茶道お稽古、富山 の森の精油を使ったオリジナル・アロマスプレー作りなど、楽土庵ならではの体験メニュー付きのプランも発売します。


ご予約は公式ウェブサイトから:https://www.rakudoan.jp/ 


■楽土庵

2022年10月5日(水)開業

富山県砺波市野村島645

info@rakudoan.jp Tel. 0763-77-3315

客室数:全3室最大6名

特別室「土 do」47.5㎡+ウッドデッキ15㎡/「紙 shi」「絹 ken」40㎡+ウッドデッキ22.5㎡

レストラン「イルクリマ」:全20席 ランチ/ディナー (Tel.0763-77-3999)

公式ウェブサイト:https://www.rakudoan.jp/


広報素材はこちらから:



改修前の「アズマダチ」古民家

Photo by Yuki Tanaka


株式会社水と匠は、GRN株式会社と連携し、富山県砺波(となみ)市の美しい農村景観・散居村の地に、宿+レストラン「楽土庵」を2022年10月に開

業いたします。

コロナ禍を経て、いま世界で注目され始めているのは、旅によって自己を癒すだけでなく、その旅が地域も癒し、再生へと向かうことに寄与する新たな旅のスタイル「リジェネラティブ(再生)・トラベル」。「楽土庵」が目指すのも、そうした、訪れる人とこの地域両方の「回復と再生」につながる宿です。田園のなかに家屋が分散する稲作農村形態「散居村」。中でも、砺波平野の扇状地におよそ220k㎡にわたって広がる散居村は日本最大であり、

一面が水鏡となる春から雪景色の冬まで、四季折々に美しい表情を見せてくれます。

この地域には、民藝運動の創始者・柳宗悦が名付けたとされる、「土徳(どとく)」という言葉があります。厳しくも豊かな環境の中で、恵みに感謝しながら、土地の人が自然と一緒に作りあげてきた品格を言い表しています。富山の散居村は、人と自然の共生から生まれる「土徳」の象徴。土地の水脈に沿って水路や田畑を作り、家を建てる。自然のグランドルールに則って作られてきた景観だからです。


かつて、この地を訪れた英国の陶芸家バーナード・リーチが、「世界にも類を見ないこの土地の美しさは、百姓によって生み出されている」と絶賛した富山の散居村は、しかしながら、その景観の維持が年々困難になっています。

「楽土庵」は、この散居村の中に建つ富山の伝統的な「アズマダチ」の古民家を再生して宿泊施設とすることで、訪れる人がこの土地の「土徳」に触れて自己の回復につながるとともに、その滞在の収益の一部が散居村や地域の伝統文化保全にも寄与する「リジェネラティブ(再生)・トラベル」を提唱します。 広報素材はこちらから

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